桧試験片

検査しています!!

お盆休みも明けあっという間の6連休でした。

私、伊藤ごとではございますが、休みは何をやったかというと休み初日から

夏風邪!?(子供にうつされました)により体調を患い、2日ほど怠い日を送り、

治ってからは見積もりといった具合であっという間に過ぎた休みでした。

さて、休み早々、JASネタを送りたいと思います。

当工場では、JAS認定工場として義務づけられている検査として約1っか月に1回、JAS製品として生産した品目について検査を行っています。

その検査項目は、寸法が規定のもの通りなっていいるかの寸法検査、節の大きさ、丸み、割れ、腐りそして曲がりなどが適切であるかを検査する

外面検査、そして乾燥材であるなら一定の含水率を下回っているかをチェックする含水率検査などを行っています。

まともにほぼ1日を費やしてしまう検査ですが、一定の品質を確保するためには必要な検査となります。

今回は木材の含水率試験(以前もブログに登場しましたが)について書きたいと思います。
桧試験片
桧の柱材で120角の材料です。両端から30cm以上入ったところでカットして試験片を作ります。

長さ3mの材料ですが毎月のペースでこの試験をするため、材料を無駄!?にしないといけません。

(経費がかかります


横切り、ジャンピングクロスカットソージャンピングクロスカットソー、通称横切り機です。

下から大丸鋸のチップソーが飛び出て長さをカットする機械ですが、

当工場で5本の指に入るほどデンジャラスな機械でもあります。


桧120角材をカット試験材を入手するためカットっ!!!!!


桧試験材カットっ!!!!!!!!


桧の含水率試験用材この数㎝の試験片が必要なためカットしています。

(残りは小屋束くらいにしか利用できません・・・)


秤量します
試験片の重量が変わらないようにすぐさま重さを正確に測定します。

この試験体の乾燥前重量W1=130.67gです。


恒温乾燥器
その後、恒温漕なる器具を用い、103℃の温度で重量変化が一定になるまで

乾燥させます。


桧試験片一定時間(6時間の間隔)をおいて質量変化が0.5%以下になった質量を

全乾質量(すなわち木材中に含まれる水分の割合が0で木材のみの質量)といいます。

この試験体の全乾質量W2=114.41gです。


ここまでの実験の数字が出ていあれば、真の含水率を測定することが可能です。

含水率を求める公式として

含水率=(W1-W2)/W2×100(%)によって求められるため、先のW1=130.67g、W2=114.41gを代入して求めると

=(130.67-114.41)/114.41×100

≒14.2%

という結果となりました。

ということは、当工場がJAS認定基準に適合する含水率20%以下をクリアしている結果が出ました。

以上のことから、含水率計で求める含水率は、単なる”目安”に過ぎず、真の含水率を求めるには実際にカットして

測定しないと正確ではないということになります。

しかし、毎回カットして測定をするということは材料をダメにして現実的ではないので、

実務上は、やはり含水率計しかも、実際の含水率試験結果をふまえて補正した含水率計を用いて測定することになります。

人工乾燥構造用製材、および機械等級構造用製材の認定取得しているJAS工場がすべて

このような検査を行わなくていけないため本当大変です

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