古い杉丸太

行き場をなくしたスギ丸太

どうも、愛知県産材の普及を目指す、イトキの伊藤です。
弊社で製材している材木は、スギの梁桁(平角)をメインで生産しているため、
原木の長さ(3〜6m)、径級(20〜40cm)までと非常に多種類に及びます。
一般的に原木市場では4mがメインで長尺材の5、6mなどはほとんど市場に出回らないため、梁桁などに利用する場合、注文しないと揃わないのが現状です。
材料がなくては困りますので弊社では、安定的に材料を供給してもらうため山元の素材屋さんとしっかりタッグを組むことでこの問題を解決しています。
径級で人気のあるサイズは30cm下で特に40cmを越える2番木などの並材は製材歩留まりも悪いため製材所も敬遠します。弊社で1番多く必要な径級は28cmです。この径は120×240の桁で適寸である他、造作に利用する板などに利用するのに歩留まりがいいです。「4mの末28だけ150本持ってきて」というとその径にあう木、1本に対して1本しか取れないため山元の素材屋さん時間が無いと揃えることが困難です。
今時期、まだ新材の出材の無い時期ですが、去年、伐採した40cmを越える並材が原木のまま素材屋さんにありました。古い杉丸太丸太自身は元々、高樹齢のものですが、伐採してかなりの日数が経過しているため、外側の白太部分は乾燥による干割れ、虫によるピンホール、そしてカビといった具合の欠点が生じています。中の心材の赤身部分は製材しても利用できるといった具合です。木材は食材と同じ自然のものなので長く放置していると腐って使いものになりません。
この状況をみて感じたことは、折角、100年くらい生きた木が伐採されて有効に利用されないのは、非常に残念なことだと思いました。我々、製材業がもっと営業力をつけ木材に適正な付加価値をつけて販売していけばもっと有効に活用できたと痛感しました。

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