最強加工!!(造作材、物件ごとに加工しています)

昨年より加工物の受注残があり、1日1日があっという間に過ぎて行く感じです。
弊社では木材、新建材、住宅設備など建築資材を販売をしていますが、
木材に関しましては、製造するといったメーカーの一面もあります。
いわゆる製材部の方ですが、原木→製材→乾燥→プレーナ(鉋がけ)→出荷
と言った一連の流れですが、ここ最近では、さらに高次加工になりつつあり、
造作材など溝をついて現場に納品するなどの加工需要が増えています。
一昔前では製材と言えば、原木→製材のいわゆる挽きたて寸法、生材で
売れましたが、現在、その後の工程に乾燥→プレーナを当たり前のように付加しないと
売れません。
そのためには、乾燥を促す乾燥機そしてプレーナを行なう4面モルダーといった機械が
必要となります製材所もかなり大変ではないのでしょうか。
そこに来てさらに内装材であれば造作材加工といった高次加工をしていかないと
役物・クリアー材といった無節の材は素材のみでは動きがよくないです。
かなりの前置きになりましたが、そんな中、今まで一番厄介な加工が入ってきました。
材種ピーラー(米松の年輪の込んだ無節材)、長さ4200、巾256、厚み75の鴨居材の
加工2本です。
本加工の難所は溝を4本、突いてそれも溝を途中で止めるといった突き止め加工を
行い、最後に天端を1cmの勾配差をつけ傾斜加工します。
材木屋さんなど業界の方ならわかると思いますが、ピーラーでこの材料を手当てするのは
可能ですが、乾燥材にての条件がつくと難しくなるのではないでしょうか?
材料がごついサイズであり乾燥しにくくさらには、乾燥機にいれると、
ピーラーは割れやすい材料でもあります。
そんな状況下、妥協策といて現場監督にお願いして巾方向を矧がしていただけること
にしました。
にしても失敗したら変えのものがない状況、かなりのプレッシャーであります。((((;゚Д゚)))))))

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先に溝突き加工をしましたので目違いがおこらないようドッキングします。

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矧いでいます。長いのでクランプがたくさん必要です。
無事、矧ぎ終え、最終加工の上端を斜め加工。

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あーだこーだ試行錯誤の上、こんなL型の斜めのジグを作成。
CAD図を引き、45mmの間で8.2mmと10mmの勾配差をつけると目的の加工が
できると判明。このジグ作成だけで半日かかりました。
いよいよテスト加工!!

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巾256にしたフリー板にジグを咬ませ10mmの勾配差が実際つくかテストします。

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左25mm、右15mm、10mm差の勾配がしっかりついており完璧です!!!というか完璧でないと今まで費やした時間が無駄になっちゃいます。
いよいよ本番!
この加工のために連日連夜、不眠症が続いておりました。これで失敗したら
確実に納期が間に合いません。

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病魔が出て来ました。予想通りのお姿です。!!

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左75mm

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右65mm
計算どおりです。
あーこれで本日からグッスリ眠れそうです。
従業員からは、専務ようやるわっと若干惹きぎみでした(^_^;)

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