国産桧、芯去り材

暖かいと思ったらすぐ急な寒波、外で働く方本当、ご苦労様です。
弊社も製材業の端くれ、スタッフも一日中外で働き本当に
どうもご苦労様でございます、どうもイトキの伊藤です。
製材をしていて面白いと思うことと言われれると
自分の中では、その丸太にあった適した材を製材することだと思います。
一般的に、並材と言われる節の多い材料は、只々、量産的に製造され、
ものの分別なく製品化される一方、役物と言われる製品は、節の無い、いわゆる
無節材のことですが、顔色をみて製材職人の経験と直感で製材されます。
どんな良い丸太でも目利きして製材しなければ、その素材の価値を下げることに
なってしまいます。
ここ最近、国産材、外材を問わず、こう言った節のないグレードは、一昔前に
比べると使われる量が激減し、小規模でこう言った役物などの製品単価の高い素材を
扱う製材業者も全国的にみても減っております。
確かに和室の減少によるものが原因ですが、この先、将来的にみても
この流れは変わる傾向ではないと思われます。
そんな中、弊社も例外なくこういった製品、専門で製材している製材所ではないのですが、
こういった良いものを使う物件が入ると超ハイテンション(≧∇≦)になってしまいます。
特に今回入ってきた注文は、桧の芯去材の鴨居材です。
長さは一番長いもので15尺、いわゆる4.6mであと2mものがメインですが、オール真壁(柱が隠れずみせる仕様)の
物件にて使用します。
仕上がりサイズは100×120で100の方、2箇所が柾目、120、1箇所が板目となり3箇所とも節のない材料を
揃えなくてはなりません。まさにマグロに例えるならトロと言った部分でしょうか。
外材なら、比較的、簡単に入手でき、国産で言うと桧より杉の方が、丸太の径が大きいため、
原木の材料的にも揃えやすいのが事実です。
しかし今回、請けた物件は、桧です。この材料を揃えるためには、良材で丸太の末口径(上で切った直径)が
38cmくらいないと取れず、そして目利きした製材技術がなければ、取れません。

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なんとか必要な部材を取ったものの、これからの至難が待ち受けております。
それは、乾燥それに伴う割れ曲がりのリスクです。
一昔前なら、時間的に余裕があり、工期が長かったのですが、
今は、木材業界の短納期で材料を納めないことには工期に支障を来たします。
短納期で建築資材にするには、今や人工乾燥機は必須、毎度のごとく、
祈る思いで、乾燥機に投入します。お高い特注材料なので、
必要最小限の余裕しかスペアをいれないのでいつもドッキドキ(^_^;)です。
大変ですが、うまくいった場合は、本当に嬉しいです。(^ ^)

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