一時の原木不足も解消しつつ、プレカット工場も一服といった感じでしょうか。
消費税駆け込みも落ち着いたように感じます。
そんな中、原木丸太から一貫生産している弊社。
数あるお得意様のご要望を応えるため、絶えず少量多品種生産を試みておりますが、
如何せん零細企業のため、ご迷惑おかけしております。
如何に数ある設備の中、効率良くスタッフの采配を行うか。
経営者の手腕が問われます。もちろん、実際の現場では工場長を筆頭にスタッフが動いているのですが…
そんな中、特に最近感じることは、どんな最新精鋭の設備機械をいれても
それをフルに使いこなすのは、やはり、人間、その人間が遊んでいては
意味がないと痛切に感じておる所存です。
「機械に追われるのではなく、人間が機械を追う」このことを絶えず、
脳裏に焼けつけながら仕事をしています。
スタッフの長所、短所を見極めつつ、絶好のポジションに配置する。
それが名監督であり経営者でもあります。
そんな中、私も経営者の端くれ、営業しつつ、自社にとって
プラスになることないかと、お得意先様にいっては、世間話をしつつ、
そのノウハウを聞きにいっております。
特に、弊社にとってプラスと感じるお得意先様の中では、段取りの良い
職人さんが挙げられます。
いろいろお聞きすると、やはり、その職人さんのいわゆる親方次第だということ
がわかりました。つまり会社で言うなら経営者ですね。
昨今の建築業界、昔のバブル時代に比べて、非常に職人さんも厳しい状況の中、
仕事されていると思います。
そんな中、その逆境にも数少ないながら利益を挙げられている方はいる訳で、
自分がみてもなんというか…
単刀直入にいうとセンスがあるっといった方が多いと思います。
具体的にいういと腕はいいのはもちろんのこと、やることの段取りが早いということです。
自分も営業でまわっているとなんかそういってものが自然と見抜けてしまうのです。
腕はいいけど遅い(=人件費がかさむ)だったり、早いけど腕が悪い(=安いけど仕事が雑)など
が一般的ですが腕が良くて手が早い人は、そうはいないと思います。
そんなハイセンスな人が景気に左右されることなく、繁盛しているようです。
冒頭の話ですが、弊社も製造工場。いい仕事をすればするほど、生産性の落ち、
コストに転嫁され、手の抜いた早い仕事を
すれば生産性が上がりますが品質が落ち、クレームとなります。
一番良いのは、飲食店ではないですが「安い」、「早い」、「うまい」、
この「うまい」はちょうど製造業にとって品質にあたると思います。
そんな事を考えつつ日々進んでいる弊社であります。
(あ~、本当、人を使うのは難しいです・・・^_^;)
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