あと、残り半月ほどで一年も終わってしまいます。12月に入ると本当、早いです。
どうも、イトキの伊藤です。
さて、当工場は、零細ながら製材のJAS製品を取り扱っている会社で、そんなJAS工場には、
1年に一度、監査が入ります。きちんとJAS相応の製品であるかを主に監査するわけで、
検査員の方による厳格なチェックが入ります。(緊張する瞬間でもあります)
杉の平角(梁・桁などの横架材)。
サイズは120x240で含水率は20%以下、
JASなど業界用語では『SD20』という表記です。
種類の『甲』は横使い、等級の『★★』は節のや丸み(ノタ)の基準により、
分類され一番良いのが『★★★』であらわす1級、『★』は3級表示。
★が多いほど強度があり、一般的な表示は写真みたいな2級で表示です。
乾燥の『SD20』は先にのべた含水率表示でプレーナー仕上げした
状態で20%以下をあらわします。
サイズは120x120でこちらは15%以下で認定をとっているため
『SD15』の表記ができます。
年々厳しくなる品質基準の中、本当にJAS品などのような製品を作っていくのは、ものすごく大変です。
もちろん、認定工場になるのも大変ですが、維持管理も大変、費用もそれなりにかかるのも事実です。
ですが、一般のユーザー様に安心してお使いいただける基準でもありますので、今後も
がんばって、いきたいと思うのですが・・・
やはり、大変です
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