あけましておめでとうございます。今さらながら、今年1っ発目のブログでございます。
今年はどんな年になるのやら・・・って
考えてしまいますが答えは見つかりません。どうも絶えず「暗中模索」中のイトキの伊藤でございます。
国産木材の活用を国は率先していろいろな施策を行っていますが、建築用途で即効性があって
メインとなるのはやはり公共物件。
一般住宅において国産材活用の一手としていろいろな補助制度(ポイントなど)を導入していましたが、
いまいち不発に終わっているのが現状だと思います。
我が国に溢れるほど使うに困るほどの木材資源の杉と桧、全国の製材所がその使い道に試行錯誤し
弊社もそうなのですが、生き残りをみんな考えに考え抜いて試行錯誤していると思います。
最近では新築が少なくなっているのに不足ぎみな材があります。
例えば間柱や胴縁材などが不足しています。なんでこんなにも資源豊かな木材がいっぱいあるのになんで欠品なのと
思うかもしれませんが、一般的にこれらは柱の製材中に生産できる副産物で、主産物が製造されないとでてきません。
その主産物はというと
それは、構造用に使用される梁、桁や柱などです。
こういった構造材は新築住宅用なので新築住宅ニーズが多くなければ、製材メーカーも減産するため、
その結果、副産物の間柱や胴縁が生産されないため欠品してしまいます。
逆に前回の8%増税前の駆け込み需要。
半端なく国産材の柱や土台などが欠品しました。
いまでも覚えていますが土台(愛知県でよく使用される桧土台など)は、その頃、欠品しまくりで、
その代替品である米ヒバの土台なども不足といった状態でした。ここぞと売れるタイミングにて物がないから
商売の期を逃し、その後、増税後、結局は需要の先食いで物がダブついて売れない現象がおきました。
国の施策に振り回された思いがあります。
そんな苦い経験から来年10%に向けてはどうか?って考えた時・・・・・・・・・・
う~ん・・・わかりません
「わかりません」ではいけませんが、今言えることは
ただただ自分が「これだ」と思ったことを信念もって貫き通す。
そんなことを自分にも言い聞かせ、2016年今年も守りに入らず、
攻めに攻めまっくっていきたいと思います
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