造作材加工しました

みなさんこんにちは
ここ最近、今詰めた仕事が入り少しばかり肩がこりがひどい!?
どうも伊藤です。
当社は製材業を通して建築用材である柱、梁桁などの構造材、並びに間柱、垂木といった
羽柄材などの部材を供給してますが、物件ごとの造作材(建具枠、窓枠、巾木等
)を一式加工して現場に納品することもあります。
昔は無垢材の造作加工というと当たり前のように大工職人が請けた物件に対して
加工するのが一般的でしたが、現在はプレカット工場で上棟材を加工するように
造作材も工場で加工して現場で組み付ける傾向になっています。
そんな訳でブログを介して一言書き込みたいと思います。
私共が造作材を邸別にて請けさせていただいた場合、取付ける職人さん万人に
対して完璧を求めて納品しなくてはならないということです。
しかし、相手は工業規格品とは異なる自然なもの個体差があり千差万別。
注文いただいた設計通りのサイズに加工しても木材ですので(逃げ言葉みたいですが)加工して
狂う可能があるということです。

20130131-225554.jpg
これがご発注いただいた設計図面です。
水平、垂直のとれた材料に加工してもシャクリ加工を大きくすれば反ったりする
可能性があります。一昔前なら許されたかもしれないことが
今は現場によってはクレームとして帰ってくるなど非常に風当たりが強いです。
そんな中、木材にはいろんな種類があり加工不良による失敗などで代替するものが
あれば良いのですが、数の少ない高級材など加工する場合は非常にプレッシャーを
感じる瞬間でもあります。
特に今回はその高級材であるチーク材の加工を行いました。
材料は平割材(その名のごとく平にした材)ではなく、2.7m×210×180の盤です。
こいつを製材で割返して荒材をとってやろうという考えです。
すいません、気が焦るばかりか緊張して写真撮り忘れました(>_<) 盤の材料を割るとということは、非常にリスキーで100%シュミレーション通り、 いかない可能性があります。なぜなら表面だけではわからない事、例えば、割って 起こる木材の応力による反り、木材の乾燥具合など初めて分かることが多いからです。 適した材を荒材でもらうのが一番リスクが少ないですが、そんな適した材を 探す時間がなかっのも今回の理由の一つです。 製材した結果、予測通り、反りが出てしまい、反り抜き分を予めみて大きく割ったため今回ほ無事、対処出来ました。 しかし、このチーク、私は初めて加工したのですが重厚で油分が多い材と感じました。 プレーナで加工した瞬間は白っぽい色をしていますが、そこから数十分経つと 油が滲み出たせいか、飴色に変化していきました。非常に面白い材だと 感じました。この油分が多いため現地の人は、船材など水廻りで使用しているのも 納得です。 無事に他の材(スプルス)も加工し終え、梱包して無事、現場に配達する事ができました。 20130131-230020.jpg

20130131-225416.jpg
お高い材だと同じ作業でも緊張します!!

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